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Mi-24 コードネーム ハインド
2009-06-22 Mon 10:06
ハインド

Mi-24(ミル24;ロシア語:Ми-24ミー・ドヴァーッツァチ・チトゥィーリェ)は、ソ連のミル設計局で開発されたソビエト初の攻撃ヘリコプター(西側のコードネームはハインド
機体は「攻撃ヘリコプター」としては大型で、強力な武装で地上を制圧しつつ搭乗させた歩兵部隊を展開してヘリボーン任務を行うことを想定して開発されたためである。
Mi-24はその任務として、近接航空支援から対戦車戦闘、兵員や物資の輸送まで幅広くこなすことができる。
実戦での運用の結果、低空を飛行することが多いことから攻撃を受けやすいことへの対策として、作戦時には2機1組もしくはグループで行動し、多方向から同時的に攻撃するという戦術が用いられるようになった。

主要諸元
初飛行:1969年
乗員:3 名
積載量:8名、又は担架4台、又は1500 〜 2400 kgの積載物、乃至は外部に2000 kgの積載物
主回転翼直径:17.30 m
テールローター直径:3.91 m
全長:21.50 m
翼長:6.66 m
円板面積:235.00 m2
空虚重量:7675 kg
通常離陸重量:10500 kg
最大離陸重量:11000 kg
発動機:クリーモフ製 TV3-117 ターボシャフトエンジン(出力:2200 馬力)2基

性能
超過禁止速度:320 km/h
巡航速度:270 km/h
限界航続距離:1000 km
実用航続距離:450 km
実用上昇限度:4950 m
ホバリング上昇限度:1400 m

武装
武器搭載量1275 kgまで(6箇所に対戦車ミサイル、ロケットランチャー、爆弾など)
固定武装:12.7 mm機銃 A-12.7 ×1 (NUB-1可動式銃塔に装備、弾数900発)
対戦車ミサイル(誘導ロケット):9M17Pファラーンガ-M ×4
ロケット砲:UB-32A-24(ロケット弾128発を内蔵:S-5M1、S-5MO、S-5KBP、S-5KO、S-5-O) ×4
爆弾その他:OFAB-100 ×8、OFAB-250 ×4、RBK-250 ×4、RBK-500 ×2、KMGU-2 ×2、ODAB-500 ×2、3B-500 ×2

Mi-24Aの諸問題を改良した派生型
Mi-24D
Mi-24V
Mi-24P
など、世界50以上の国で運用されている。


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AH-64 アパッチ
2009-06-19 Fri 14:08
アパッチ
AH-64 アパッチは、マクドネル・ダグラス社(現ボーイング)が開発したアメリカ陸軍主力攻撃ヘリコプター一機あたりのコストは1,450万ドル。
強力なレーダー等で構成された火器管制装置やGPS装置などの航空電子機器を搭載する。
メインローターは先端に後退角の付いた4枚で、ステンレス・スチールと複合材を多用している。テールローターも同じく4枚で、騒音低減の為に交差角60°でX字型に重ねた特殊な形態をしている。胴体に取り付けられたスタブウイングには前縁フラップが設けられており、輸送機への積み込みを考慮して取り外しも可能である。

操縦席周辺にはボロン・カーバイド製の装甲板が装着され、強化構造のフレームが乗員を保護するよう設計されている。
前席と後席の間には破片や爆風を遮る透明なブラスト・シールドが設置され、被弾した際に二名の乗員が同時に負傷する事を防止している。
操縦系統は油圧式だが、被弾を考慮し電気式操縦系統も設けられている。
墜落時に乗員を守るため、座席にもセラミック製装甲が取り付けられ、着陸脚や機関砲、胴体下部は墜落時の衝撃を吸収する構造となっている。
エンジンやトランスミッションなどには、構造材として7049アルミ合金製の装甲板が使用され、対弾性を高めている。
メインローターにはステンレス鋼と複合材が用いられ、23mm砲弾が直撃しても最低30分間飛行が可能な設計となっており、メイントランスミッションは被弾によって潤滑油が全て損失しても、30分は作動する設計である。
燃料タンクは自己漏洩防止式(セルフ・シーリング方式)を採用しており、30mm機関砲の弾倉の前後に容量が587Lと833Lのものが配置される。
燃料を消費してタンク内に隙間ができた際、その空間に引火性の混合気が充満することを避けるため、AH-64には自動的に窒素ガスを注入する装置が備えられている。
エンジン排気口には、排気に周囲の常温空気を混入させて温度を下げる赤外線サプレッサーが装備されている。これはブラック・ホールと通称され、赤外線誘導方式の対空ミサイルの回避に有効とされる。

AH-64は最前線で活動できるように計画され、夜間の作戦や悪天候時にも対応できるよう考慮された設計であり、目標捕捉・指示照準装置(TADS)と操縦士用暗視装置(PNVS)を中心に構成された火器管制システム(FCS)を備える。
TADSは前席に搭乗する副操縦士兼射撃手用の機器で、機首下に装備される。
TADSの左側には目視光学標準器(DVO)、TVセンサー、レーザー・スポット・トラッカーとレーザー・デジグネーターが搭載され、右側には夜間戦闘用の前方監視赤外線装置(FLIR)が備わる。このTADSは、射撃手のヘルメットと連動、または操作用レバーによって、上方30°、下方60°、左右120°まで旋回させられる。
TADSによる各種の映像は、射撃手のヘルメット・ディスプレイや前席のヘッド・ダウン・サイトに表示される。
射撃手はこれを操作し目標の捜索を行い、発見後にTADSをその目標に捕捉させれば、その後は自動で目標を追尾する。
ヘルファイア対戦車ミサイルを使用する場合は、レーザー・デジグネーターでレーザーを目標に照射する。
これはレンジファインダー(測距儀)も兼ねており、パルス・レーザーの照射によって目標までの距離を測ることもできる。夜間では前方監視赤外線装置(FLIR)が使用される。

操縦士は操縦士用暗視装置(PNVS)を主に使用するが、状況に応じてTADSも使用できる。
PNVSの映像は、IHADSS(Integrated Helmet And Display Sight System:統合化ヘルメット・表示視力装置)で、操縦士の右眼前に設置された円形レンズ上に投影され、高度・方位・速度等の飛行データも投影される。
PNVSは射撃手のヘルメットと同様に、操縦士のヘルメットに連動して上方20°、下方45°、左右各90°まで旋回可能で、広い視野が確保されている。
PNVSや機首下の30mm機関砲の照準は、操縦士のヘルメットの向きに連動させることができる。
ロケット弾発射の場合はIHADSS上の照準シンボルと予想着弾地点が表示される。
TADS、PNVS、IHADSSによって得られた情報は、火器管制システム(FCS)に集約される。FCSには操縦系統のほか、電波高度計、方位・姿勢表示システム、地表面誘導装置、ASN-128慣性航法装置などの電子機器が搭載され、それらの情報を統合・演算する事で射撃精度を高める。

固定武装として、機首下にM230 30mm自動式機関砲1門を備える。
搭載弾数は最大1,200発で、最大射程は約3,000m。
砲身は上方11°、下方60°、左右各100°まで旋回可能で、照準は射撃手のTADSを用いる。
胴体側面のスタブウイングに設置された牽下パイロンには、2,75inロケット弾、AGM-114 ヘルファイア空対地ミサイルが搭載できる。
ヘルファイアのみなら最大16発搭載可能で、AH-1のTOWの様に有線誘導ではないため、母機の生存性向上に寄与している。
発射後にロックオンを行うことも可能で、母機の姿を敵に曝さないまま発射もできる。
母機以外のレーザー照射でも誘導可能だが、照射装置が一台の場合は数秒の発射間隔をおく必要がある。この多彩な発射モード故に、射撃手への負担も大きい。
2,75inロケット弾のみの場合、最大76発搭載できる。1985年からは飛翔中に信管の調整が可能なハイドラ70 FFARロケット弾が採用された。
追加装備として、スタブウイング両端にはFIM-92、AGM-122、AIM-9等の空対空ミサイルを搭載できる。

これらの重装備、重装甲から空飛ぶ戦車とも評される。

主要諸元
乗員 前席:副操縦士兼射撃手、後席:操縦士(計2名)
主回転翼直径:13.41m
胴体幅:3.28m
全長 17.7m(回転翼含む)
全高 4.9m
自重/最大重量 5,165/9,525 kg
発動機 GE T700 Turboshaft

性能
超過禁止速度 365 km/h
実用上昇高度 6,400 m
航続距離 1,899 km

武装
M230 30mm自動式機関砲×1(固定武装)
AGM-114 ヘルファイア
AIM-92 or AGM-122 or AIM-9
ハイドラ70 FFAR
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RAH-66 コマンチ
2009-06-17 Wed 14:55
コマンチ

ステルス技術が反映されたアメリカ合衆国の試作武装偵察ヘリコプターである。
愛称はコマンチ(Comanche)、開発は、ボーイング・ヘリコプターズとシコルスキー両社により行われた。
コマンチは武装偵察専用に開発されたヘリコプターである。
AH-64 アパッチよりも小型軽量(コマンチは全長13.1m、重量3.5tでありアパッチは全長17.7m、重量5.2t)また、当機の最大の特徴が、複合素材を利用した機体に施されたステルス装備であり、機体はレーダー反射面が小さくなるようにF-117(攻撃機)同様に多角形で構成され、表面にはレーダー波吸収剤が塗布されている。
またミサイルやロケット弾のポッド、20mm機関砲はレーダーで捉えられやすいため収納式になっている。
味方の戦闘機から発射されたミサイルを自身の目標に向かって誘導する能力も持ち合わせている。
また静穏性にも配慮がなされており、同じタイプのヘリコプターよりもエンジンの騒音が小さく抑えられている。



主要諸元
乗組員:2名
全長:14.28 m
主回転翼直径:11.90 m
高さ:3.37 m
空虚重量:3,942 kg
最大離陸重量:7,790 kg
発動機:LHTEC T800 1,432 hp (1,068 kW)× 2

性能
超過禁止速度:324 km/h
巡航速度:206 km/h
航続距離:485 km
上昇率:7.20 m/s

武装
3銃身20mm機関砲(装弾数500発)
内部ウェポンベイ:ヘルファイヤミサイル × 4、スティンガーミサイル × 4
最大搭載量(武装用スタブウィングを使用した場合):ヘルファイヤミサイル × 14/スティンガーミサイル × 28/ハイドラ70mm対地ロケット弾 × 56
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